いよいよあれを付ける時
以前に入居後Web内覧会で紹介した写真を見て、何か違和感を感じた方はいなかったでしょうか。
例えばリビング。
例えば寝室。
お分かりでしょうか。
そう、カーテンがないんです。
入居後半年以上経過して、未だにカーテンを付けていない家というのも珍しいんじゃないでしょうか。
でもね、これにはちょっとした逸話がありまして。
我が家の完成見学会の日に、大宮展示場のS店長に相談したんです。
( 凸)うちにはどんなカーテンを付けたらいいと思います?
( S)いや、カーテン要らないんじゃないですか?
(;凸)!?
真に受けて、今までカーテン付けてませんでした。
そもそもカーテン(を含むウインドウトリートメント)って、何の為に必要なんでしょう。
一般的には、以下のような意味合いがあるようです。
①遮光効果
遮るものがないと、眩しかったり床が焼けたりしてしまいます。
また、寝室の場合は暗くないと眠れない人もいますよね。
特に我が家の場合、東側に寝室があるので朝日を防ぐことは重要です。
②断熱効果
窓は家の中でも最も熱が逃げる場所の一つ。
家の断熱性を高めたければ、少しでも窓から逃げる熱を防ぎたいですね。
そんな時、特に厚手のカーテンは窓の断熱性能を高める効果があります。
冷暖房の効率を上げるので、電気代の削減にもつながります。
③視線を遮る効果
道路に面した窓だったり、隣の家と窓が向かい合っていたりする場合、外の人と視線が合ったり家の中を覗かれたりするのは気まずいですよね。
それに、防犯上もよろしくない気がします。
そんな時、カーテンが視線を遮ってくれれば安心ですね。
④インテリア効果
カーテンは結構面積が大きいので、存在感があります。
壁紙ほどではありませんが、その色や柄によって部屋の雰囲気をガラッと変える効果があります。
季節によってカーテンを変えて季節感を出すのもいいですよね。
うん、考えれば考えるほど、いつまでもカーテンがないのはまずい気がしてきました。
そんなわけで、次回はカーテン屋さんに下見に行ったお話です。
カーテンは大事だよと思った方、クリックよろしくお願いします。
6月に咲く花
最近、梅雨に入って雨が多いですね。
でもこの時期だからこそ花開く植物もあります。
そんなわけで、今日ははるばる茨城県潮来市まで、アヤメを見に行ってきました。
現在、あやめまつり開催中ということで、人手も多かったです。
わざわざ県を跨いで花を見に行ったわけですが、我が家の庭にもこの時期に咲いている花があります。
それがこちら。
和室から見た庭の光景ですが、奥の方に青い花が咲いているのが分かりますでしょうか。
6月の代表的な花、紫陽花です。
拡大してみるとこんな感じ。
昨日は雨が降ったので、雨粒が残っていますね。
梅雨時の花だけに、水玉も良く似合います。
紫陽花は玄関側にも咲きました。
庭側に比べると、咲いている花の数も少ないし大きさも小さいです。
でも、昨年まで庭側の柿の木の下に植わっていた木を移植したものなので、根付くかどうかさえ不安だった紫陽花です。
咲いてくれただけでよかったと思います。
できれば来年はもっと咲いてくれたら嬉しいですけどね。
梅雨時の花もいいねと思った方、クリックよろしくお願いします。
【入居後Web内覧会】くつろぎの空間ダイニング・リビング
超スローペースで続けてきた入居後Web内覧会も、今回で7回目。
いよいよ家の中心であるダイニング・リビングのご紹介です。
入居前は、このように広さだけはよく分かるだだっ広い空間でしたが、
入居後はこう変化しました。
家具が入ると一気に生活感が出ますね。
ダイニングの中心になるのはこのダイニングセットと畳コーナー。
設置された経緯はこちらをご覧ください。
畳側に座るのも、椅子に座るのも、どちらもお薦めです。
奥にチラッと写る照明内蔵ニッチには、かつてこのブログの建築工事レポで大活躍したプチッガイが、仲間達と共に収まっています。
そしてもう一つのニッチでは、なぜかサザビーとスライムが戦っています。
視点を変えて、キッチンから眺めたダイニング・リビングの光景。
ダイニングの様子もテレビも吹き抜け部分も見渡せます。
最後に、和室側から眺めたダイニング・リビングの遠景がこちら。
吹き抜け感が開放的で気持ちいいです。
まだ広々とした空間を使いこなせていない気もしますが、1日の大半を過ごす空間ですので、広くしておいてよかったです。
ダイニング・リビングは家の見せ場だねと思った方、クリックよろしくお願いします。
可変する家
最近、暑い日が続きますね。
もうすっかり真夏のようです。
でも大丈夫。
SPI工法の家は、季節によって変形して暑さ寒さに対応できるんです。
変形といってもZガンダムのようにガラッと姿が変わるわけではありません。
どちらかというと多少シルエットが変わるだけの
ユニコーンガンダムの変形のような感じです。
冬場はダンパーとトップ排気口を密閉することで、熱を逃がさない構造に。
一方で夏場はダンパーとトップ排気口を開放して空気を循環させることで、熱気と湿気を自然に排気する構造に変形するんです。
トップ排気口は電動なので開け閉めは簡単。
しかも雨を感知すると自動で閉まります。
ただ、ダンパーは手動なのでタイミングを見て開け閉めしないといけません。
閉まっている時はこんな感じですが、
開けるとこうなります。
奥の方の蓋が開いているのが分かりますでしょうか。
写真だと非常に分かり難いですが。
そんなこんなで、外気は30度超えでも、室内は冷房や扇風機無しでも快適に過ごせています。
これが梅雨時や真夏にどうなるのか、ちょっと楽しみです。
季節に合わせて対応できるって大切と思った方、クリックよろしくお願いします。
【建物見て歩き】芦野石を見に石の美術館へ
忘れた頃にやってくる、不定期連載の建物見て歩きシリーズ。
今回はゴールデンウイークに見に行ってきた「石の美術館」をご紹介します。
栃木県の那須町にある美術館です。
観光地として有名な那須にあるにもかかわらず、ゴールデンウイークなのにガラガラでした。
これで運営が成り立っていくのか不安になるくらい。
まあ、那須と言っても温泉や別荘のあるようなエリアではなく、現地の人が住む街中にあるので、知名度が低いんでしょうね。
で、何でここに行ったかというと、ここが芦野石を使った美術館だからです。
実は我が家のトイレは、芦野石風のフローリングを使っています。
にもかかわらず、「そもそも芦野石って何?」状態だったので、実物を見て見たくなったんです。
美術館の全景はこんな感じでした。
この建物、建築家の隅研吾さんの設計になります。
隅研吾さんといえば、東京オリンピックで使われる予定の、新国立競技場を設計した人です。
実際に訪れるまで、そんな著名な人が建てた建物だということすら知りませんでした。
そういえば、なんだかオシャレな感じです。
ちなみに左奥にある建物は、元々農協の米蔵として使われていた建物だそうです。
そもそもこの建物の保存を目的として、この美術館が作られたのだとか。
その米蔵の内部は、今はこのようになっていました。
美術館というより、ちょっとしたイベントホールですね。
古い建物がこうして新たな命を吹き込まれて蘇るのっていいですよね。
その建物の奥は、ちゃんと美術館になっています。
テーブルも椅子も芦野石製なのが流石です。
他にも石製の茶室という、珍しい建物もありました。
で、肝心の芦野石ですが、これは那須の芦野地区で産出される石材です。
花崗岩なんかに比べてやわらかくて比較的加工しやすく、耐火性に優れた石材とのこと。
美術館を見てる間中、「あ、うちのトイレみたい」と言いまくっていたのは内緒です。
ちなみにうちのトイレの床はこちら。
この床はフローリングなので言わばフェイクなんですが、本当によく再現されています。
ちなみに美術館のすぐ近くには、同じく隅研吾さん設計の那須歴史探訪館があります。
この建物もおしゃれですよね。
自分の家の原点探しも面白いと思った方、クリックよろしくお願いします。