ガンダムファンの作る和風の家

いちガンダムファンの私が、埼玉で外断熱で和風の家を建てるまでの奮闘記です。

似て非なる工法勝負!~『Cホーム』VS『Bアート』VS『T建設』その肆

今回のテーマは工法です。

・・・とはいえ、3社とも大きな括りでいえば『自然通気外断熱工法』という同じ工法を使っていますので、比較内容はどうしても細かい点となります。

 

外断熱については、こちらに既に書いてますね。

自然通気工法というのは、簡単に言えば壁の中に空気を通すようにした工法のことです。

壁の中に空気の流れを作ることで、夏は熱した空気を排出でき、逆に冬はダンパーを閉めることで暖かい空気を逃がさないようにすることができます。

また、壁内に空気を巡らせることで、住宅の寿命を縮める要因である内部結露を防ぐことができます。

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これはソーラーサーキットの例ですが、他の2社の工法も大体同じ感じです。

 

では、各社ごとに微妙な差異を見ていきましょう。

 

Cホーム:★★★★

Cホームの工法は『自然三重通気外断熱工法』であるSPI工法です。

SPI工法の特徴は、特許を取った特殊な断熱パネルを使っていること。

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ジョイント部分が凹凸でかみ合うようになってるので、従来の断熱パネルみたいに継ぎ目をテープで補強する必要がありません。

その分強度も断熱性も高くなるということです。

 

Bアート:★★★

Bアートの工法は『自然三層通気外断熱工法』です。

『自然三重通気外断熱工法』と名前がそっくりで紛らわしいですが、内容的にはほとんど変わらないようです。ただ、断熱パネルの組み方は従来のものなので、その点ではSPI工法に劣っているかと思います。

 

T建設:★★★★★

T建設の工法は、「カガクでネガイをカナエル会社」というCMでお馴染みのカネカが開発したソーラーサーキットです。


多分、外断熱工法としてはもっとも有名な工法なんじゃないでしょうか。

特徴としては、ダンパーの開閉をセンサーを使って全自動で行う事。

さすが大手、ハイテクです。手動だとうっかり忘れもありますしね。

あと、断熱とは関係ないのですが、白アリの侵入を防ぐ超極細のメッシュが付いてくるのも高ポイントです。

 

この対決は、業界大手の安定感からか、T建設がわずかにリードとなりました。

 

次はいよいよ対決の結果が出ます。期待を込めてクリックしてもらえると嬉しいです。

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