究極中の究極の銘木・黒柿とは?
木の博物館を見学している時、とても気になる家具がありました。
それがこちらの赤丸の箪笥。
白っぽい木材に墨を流し込んだような独特の外観で、初見ではあまりきれいには思えなかったんですが、見れば見るほどなぜか引き込まれる味わいがありました。
展示品についてた解説を見ると、何やら『黒柿』という木材らしいです。
展示場を出た後、さっそくググってみると、『黒柿』という木はないことが判明!
(;◎)え?どういうこと?
実は、黒柿は種類としては普通の柿の木なんです。
しかし柿の中にはごくまれに、切ってみると黒い紋様のあるものがあり、それが『黒柿』と呼称されているようです。
つまり、切ってみるまでそれが黒柿かどうか判別できないんですね。
しかも、樹齢150年以上の古木ではないと黒柿になることはないんだとか。
さらに黒柿は乾燥させるのが普通の木材よりも難しいようです。そして乾燥させるのにも1年以上かかるみたいです。
おかげで、私が見たサイトでは、黒柿のことを『究極中の究極の銘木』と書いてありました。
究極中の究極・・・100%中の100%みたいなものでしょうか。
実際、黒柿で作った家具や食器は非常に高価です。
例えばこのサイズの箸置きが楽天で1200円していました。
我が家でも何か取り入れてみたいと思うものの、先立つものがないのでちょっときついですね。
将来の夢として取っておくことにします・・・
黒柿って美しいと思った同志の方、クリックよろしくお願いします。