歴史ある芝居小屋と馬籠宿
家づくりとは関係ないと評判のバスツアーシリーズ、いよいよラストです。
明治時代に作られたから明治座だそうです。分かり易い。
代々ここで演じてきた役者さんたちの落書きサインが書かれまくった楽屋。
意外に楽屋って自由なんだなと思ったりしましたよ。
外見からは分かりませんが、古くてあちこち痛んでる建物を、新しい木材に差し替えたりして保たせていました。
そしてここの建物としての特徴は屋根。
瓦ではなく板張り(石が重し替わり)なんです。
なんでも、瓦だと重みで建物の寿命が縮むので板張りにしているのだとか。
その代わり、板は傷みやすいので、20年に一回くらい葺き替えないといけないそうです。当然、メンテナンスコストはその分かかってきます。
どちらが理想的な形なのか、難しい問題ですね。
あと、断熱性とか全く考えてない時代の建物なので、室内はかなり寒かったです。
外が陽が出ていたこともあって、室外の方が暖かかったくらい。
そう考えると、古民家に住むのって大変なんだろうなと思います。
最後に、宿場町・馬籠宿の様子です。
ここも中山道沿いに古い町並みがきれいに残っていました。
ただ、飛騨高山と比べると、どこか寂れた感が漂っています。
この辺、観光地としての知名度の問題でしょうか。
ともあれ、自分達の和風の家を求める気持ちを再確認できた旅でした。
旅はいいね、と思った方、クリックよろしくお願いします。