神社の改修工事を見学してきました
今回はリアルタイムでのお話です。
加須市にある玉敷神社というところで、改修工事の見学ができるというので見に行ってきました。
今回の回収は屋根がメイン。戦後すぐくらいに貼られた屋根を引っぺがして
新しいものを貼っていました。
1枚1枚銅板を曲げながら張り付けているようです。規格品の瓦やスレートとは違う、繊細な作業ですね。
梁の痛んだ部分は新しい木材に差し替えていました。
ちなみに装飾部分はいったん全部外した後改修工事して、最後に取り付け直すんだそうです。気の遠くなりそうな作業ですね。
リフォームの現場自体見る機会が少ないですが、加えて歴史的建造物となるとますます見る機会はないので、大変良い経験になりました。
和釘は時代別に今でも製造している鍛冶屋があるとか、興味深い話も聞けましたし。
ついでに、足場の上という普段は見ることのできない角度から、神社を見ることができたのも貴重な体験でした。
ちなみに改修工事中、神様は仮のお社にお引越ししているそうです。
神様も仮住まいがあるんですね。仮住まいに住んでる身としては親近感が湧きました。
最近は自分の家の建築現場はよく見ていますが、他人(?)の家の現場を見るのも面白いものですね。
歴史的建造物にも興味あるという方、クリックよろしくお願いします。