ガンダムファンの作る和風の家

いちガンダムファンの私が、埼玉で外断熱で和風の家を建てるまでの奮闘記です。

引き渡し後に建築会社が倒産したら?

まさかのクライムホーム倒産という事態に未だにショックをひきずってるわけですが、ちょっと冷静になって、建築会社が倒産したら施主にとってどんな問題があるのか考えてみました。

 

ちなみに今回の内容はあくまでも家が完成して引き渡し完了後に建築会社が倒産した場合の話です。

契約後建築前だったり建築中の場合は、また話が変わってくるかと思います。

 

・会社と連絡が取れない

とりあえずはこれが大きいですね。

電話番号なりメールアドレスなり、倒産前の連絡手段はほぼ使えなくなります。

そういったものは仕事用のもの=会社のものである場合がほとんどですからね。

そして倒産している以上、本社やモデルハウスに行っても誰もいません。

 

実際私も上尾の展示場に行ってみましたが、クライムホームのモデルハウスは無人でした。

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 そしてもし連絡が取れたとしても、倒産した以上、会社の人は元社員でしかありません。

迂闊なことは話せないでしょうし、できないでしょう。

役員クラスの人ならともかく、社員や大工さんと連絡が取れてもどうにもならないことの方が多いです。

 

・アフターサービスが受けられない

しっかりした会社に事業を継いでもらっていれば別ですが、通常は倒産したらその建築会社と施主とのつながりは途切れます。

当然、1年点検とか3年点検とかのアフターメンテナンスは期待できません。

あと、年末に営業さんがカレンダーを持って挨拶に来ることもなくなるでしょう。

 

今は、新築の建物は法律で10年保証が義務付けられているので、普通は保険に入っているはずです。

なので、雨漏りや家の傾きなどの致命的な問題が起きた時はその保険でカバーできるので、その点では建築会社が倒産しても安心といえるかも知れません。

 

ただ、ここで一番問題になるのはその建築会社特有の工法や設備がある場合。

クライムホームでいえば、SPI工法に関する部分で不具合が出た場合、どこに修繕をお願いしていいのか困ります。

他の建築会社でも、例えば全館空調をやってる会社が倒産した場合、空調のメンテナンスはどうなるのかとかありますよね。

 

・代理店機能が失われる

家を建てた人の中には、建築会社を代理店として火災保険に入った人も多いかと思います。

そのような場合、保険自体は継続しますが、保険会社とは直に連絡を取らなければいけけなくなります。

また、住宅設備についても、故障したらそれぞれのメーカーに直接連絡する必要が出てきます。

建築会社が残っていれば全部建築会社に連絡するだけで済むのに、めんどくさくなりますね。

 

 

建築中の人に比べれば影響は少ないとはいえ、やはり建築会社が潰れると大変です。

とはいえ、施主側に倒産しそうな会社を見抜けというのも無理がありますしね。

難しい問題ですよね。 

 

建築会社が倒産するとやっぱり大変と思った方、クリックよろしくお願いします。

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