【減額調整再び】真壁造りを諦めて建物の強度アップ
さて、檜風呂を諦めたことで大幅な減額に成功したわけですが、それでもマスターの駄目出しを全て叶えるには更なる減額調整が必要です。
私とボール、営業のTさんと設計のKさんで間取り図を覗き込み、どこかに減額できるポイントがないかを必死で探しました。
( 凸)そういえばKさん、和室とLDKの境を3枚引き戸にすると、家の強度が下がるって言ってましたよね。
( K)そうですねー。真壁造りですと壁の中に筋交入れられませんから、壁が減るとそれだけ強度が落ちるんですよー。
・・・んん?何か気になることをおっしゃりましたぞ?
詳しく聞いてみると、大壁造りは柱の厚み<壁の厚みなので壁の中に筋交いを入れられるのに対し、
真壁造りは柱がむき出しになるので、壁の中に筋交いが作れないということです。
そもそも壁の厚みが全然違うので、それだけで強度が違いそうですよね。
( 凸)あ、なら和室以外大壁でいいです。
(;◎)え?
(;T)え?
(;K)え?
なんか一斉に驚かれましたが、建物の強度を犠牲にしてまでこだわるポイントじゃない気がしてきたんですよね。
それに大壁にすることで3枚引き戸も実現できるし、減額調整もできるしで、どう考えてもメリットの方が多かったので。
そんなわけで、檜風呂に続いて真壁造りが仕分け対象になりました。
なんか和の要素がどんどん消えていく気がしますが、仕方ありませんね。
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