家づくりに役立つ映画『みんなのいえ』
以前、コメントでmrnanaさんに紹介していただいた映画『みんなのいえ』を見ました。
『古畑任三郎』や『真田丸』で有名な三谷幸喜さんの監督・脚本作品です。
若い夫婦の家づくりの話なんですが、設計を唐沢敏明さん演じる知人の家具デザイナーに、建築を田中邦衛さん演じる妻の父親に依頼したことから、家に対する考え方の違う二人が対立して大騒動になっていくお話です。
昔ながらの大工である父親は、やることがとにかく強引です。
勝手に知り合いの設計士に頼んで間取りを変えてしまったり、デザイナーの選んだ設備やインテリアを、準備できないからという理由でろくに調べることなく却下したり。
アメリカ風の設計を「オラそんな家聞いたことねえ」の一言でスルーしたりします。
さらに風水マニアな夫の母親とか、大工の職人仲間とかも絡んできて、家づくりの方向性がどんどん迷走していく有様は、我が家も覚えがあるだけに身につまされました。
最終的に二人は職人同士分かり合うのですが、家はそのまま作られていくので、完成した家は和室が20畳あったりすごいことになっています。
・・・夫婦二人の家で和室20畳かあ。実用性低いなあ。
家づくりの蘊蓄や名言も出てきたり、家具のリペアのシーンもあったり、家づくりを考えている方や家づくり後の方には是非お薦めです。
・・・現在進行形で家づくり中の方にとっては、自分達の家づくりと重ねてちょっと胃が痛くなってくるかも知れませんが。
それにしても、映画のために家一軒建てちゃうとか、豪気ですね。
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